胃内視鏡について

胃内視鏡検査とは

  • 太さ約6mmの細径内視鏡を挿入して、食道、胃および十二指腸の中を直接観察する検査です。
  • 検査時間はおよそ10分です。
    挿入経路は口と鼻の2通りがあります。

※当院ではいくつかの方法を患者様に選んでいただいております。

1.経口内視鏡

のどに局所麻酔をした後、口から挿入していきます。当院の内視鏡は従来よりも細いので、比較的楽にできることが多いと思われます。

2.経鼻内視鏡

鼻に麻酔をした後、鼻から挿入します。
舌の付け根の舌根という部分に内視鏡が触れないため「オエッ」という咽頭反射が起こりにくいのが特徴です。
以前に内視鏡を受けて苦痛だった方や、歯みがきなどでも「オエッ」となるような反射の強い方にはお勧めです。検査中に会話ができますのでモニターを見ながら質問ができるなど安全で納得のいく検査が可能です。

3.鎮静剤使用下経口内視鏡

不安の強い方、前回かなりつらかった方にお勧めの方法です。検査直前に鎮静剤を注射します。
うとうととした状態で検査を受けることができます。原則として挿入は口から行います。検査終了後は1時間ほど休んでいただきます。


☆3割の保険診療で胃内視鏡を行う場合、およそ4000~5000円になります。
☆ご希望の方には内視鏡の画像を記録したCDを作成して、お渡しします。
ご自宅のパソコンでも見ることが出来ます。

大腸内視鏡について

大腸内視鏡とは

  • 太さ約10mmの内視鏡を肛門より挿入して、大腸の中を直接観察する検査です。
  • 検査時間はおよそ15~30分です。
  • 当院では、なるべく楽に検査を受けていただけるように空気を入れず、水を注入して内視鏡を挿入する方法(無送気法)で検査を行います。
  • 検査前日の夕食は消化しやすいものを食べてください。
  • 日帰りポリープ切除について
    • 当院では、大腸内視鏡検査の際に大腸ポリープが発見された場合は、なるべくその場でポリープ切除術を行っています。
    • 日帰りでポリープ切除が困難と判断した場合は、治療可能な医療機関をご紹介致します。

    • 感染予防として、当院では治療器具は全てディスポーザブル(使い捨て)を使用しております。

検査当日の注意事項

午前中

  • 朝食は抜いてください。検査が終わるまで、食事は出来ません。
  • 朝から2リットル程度の下剤を飲んでもらいます。飲んでしばらくすると排便が始まり、排便がほぼ透明になったら下剤の服用は終了です。

午後

  • ご来院してください。検査着に着替えていただきます。
  • 検査中は一緒に内視鏡の画面を見ることができます。また、ご希望の方には鎮静剤を使用いたします。

※前日・当日に飲んでもよいもの
お茶、ウーロン茶、麦茶、スポーツドリンク、コーヒー、紅茶、飴、水分は多めにとってください。

※前日・当日に飲んではいけないもの
牛乳などの乳製品、ジュース類、アルコール類

補足事項

  • 3割の保険診療で大腸内視鏡を行う場合は、およそ5,000~6,000円になります。
  • ご希望の方には内視鏡の画像を記録したCDを作成して、お渡しします。
    自宅のパソコンで確認することが出来ます。

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